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トピックス

安全・安心・環境保全の取り組み

おいしいお米づくりには、いくつかの条件がありますが、中でもお米が元気に育つ自然環境は欠かせません。澄んだ空気、豊富で清らかな水、広大で肥沃な大地、そして生育に最適な気候です。四季の移り変わりが豊かなこの地は、おいしいお米づくりには申し分ない生育条件を満たしています。

 この恵まれた環境のもと、私たちは常にお米ひと粒ひと粒に愛情を注いで育てていくと同時に、この 自然環境を守り続けた先人に感謝し、次世代(未来)へと引き継ぐ努力を惜しみません。

     

◆塩化加里肥料の散布

 栗原市とJA栗っこは、栗原市のすべての水稲作付面積および大豆作付面積を対象に、放射性セシウム吸収抑制対策として塩化加里肥料を無償配布しました。

 この取り組みは、4月より食品中の放射性セシウムの基準値が100Bp/kgになったことから、より一層の安全・安心な農産物生産のために取り組むものです。

 カリウムとセシウムは物理的・化学的性質が似ているため、作物がカリウムの代替としてセシウムを吸収することがあります。そのため、カリ肥料が不足しないよう施用し、吸収競合させることによって、放射性セシウムの吸収を抑制することができます。

 また、塩化カリの働きとして植物中のデンプン、タンパク質の生成・移動・蓄積にも役立つので、冷害・日照不足など異常気象の場合でも安心した収量が期待できます。

 水稲用は5〜10kg/10アールを基本とし4月16日から配布が始まり、約8,200件、面積で10,900ヘクタールに配布し、大豆については15kg/10aを基本とし5月15日から約900件、850haに配布しました。

 生産者の方々には塩化カリの散布だけではなく、深耕などの吸収低減対策技術とあわせて生産に取り組んでもらうよう、説明会を各地で開催しました。

 現在、水稲と大豆は順調に生育しております。

 今後もJA栗っこは、行政・関係機関・生産者と一体になり安全・安心な農産物を消費者にお届けする取り組みを強化していきます。

   
     
  水稲圃場への塩化カリ散布の様子(若柳地区 農事組合法人三田鳥営農組合)   管内の圃場の様子(6月22日現在)  

◆環境にやさしい特色ある米づくり

お米の種(種籾)は種子伝染病(いもち病・ばか苗病)を保菌していることが多く、種まき直前に消毒しなければいけません。その際、通常は農薬が使用されることがありますが、JA栗っこでは、平成17年に温湯消毒機5台を導入し、以降全て農薬を使用しない温湯消毒種子を生産者へ配布しています。

 農薬不使用のため環境にもやさしく、消毒費用も減り生産者のコストも軽減されるため、農薬成分の減少に伴った環境保全につながる減農薬栽培に意欲的な取り組みが拡大しています。

     
     

◆徹底した生産管理

JA栗っこでは環境保全を前提に、食味・安全・安心の三拍子揃った高品質米の安定を目指し具体的 な取り組みとして「JA栗っこ米安全・安心システム基準」を定め、全ての米について履歴簿記帳を義 務付け、農薬や消毒を制限した「栗っこマニュアル米」の全量生産に向け生産者と温度差のない営農指 導に務めています。

   
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1年の流れ

◆環境と健康に配慮した信頼に応える米づくり

  私たちJA栗っこ生産者は、これからも消費者の皆様の期待に応え、いつまでも安全で安心できるおいしいお米を食卓にお届けするために、営農努力を惜しみません。その努力とは、環境に配慮しながら、お米ひと粒ひと粒愛情を注ぎ育てあげることと信じています。

 そして、未来を担う子供たちの成長や、私たちの健康は、何よりも毎日の食事の基に支えられています。だから、JA栗っこはこれからも皆様の信頼にお答えします。