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トピックス

【『安全・安心』への取り組み】塩化加里肥料の散布


水稲圃場への塩化カリ散布の様子(若柳地区 農事組合法人三田鳥営農組合)

管内の圃場の様子(6月22日現在)

 栗原市とJA栗っこは、栗原市のすべての水稲作付面積および大豆作付面積を対象に、放射性セシウム吸収抑制対策として塩化加里肥料を無償配布しました。


 この取り組みは、4月より食品中の放射性セシウムの基準値が100Bp/kgになったことから、より一層の安全・安心な農産物生産のために取り組むものです。


 カリウムとセシウムは物理的・化学的性質が似ているため、作物がカリウムの代替としてセシウムを吸収することがあります。そのため、カリ肥料が不足しないよう施用し、吸収競合させることによって、放射性セシウムの吸収を抑制することができます。


 また、塩化カリの働きとして植物中のデンプン、タンパク質の生成・移動・蓄積にも役立つので、冷害・日照不足など異常気象の場合でも安心した収量が期待できます。


 水稲用は5〜10kg/10アールを基本とし4月16日から配布が始まり、約8,200件、面積で10,900ヘクタールに配布し、大豆については15kg/10aを基本とし5月15日から約900件、850haに配布しました。


 生産者の方々には塩化カリの散布だけではなく、深耕などの吸収低減対策技術とあわせて生産に取り組んでもらうよう、説明会を各地で開催しました。


 現在、水稲と大豆は順調に生育しております。


 今後もJA栗っこは、行政・関係機関・生産者と一体になり安全・安心な農産物を消費者にお届けする取り組みを強化していきます。