ホーム > トピックス > 子牛の育て方や和牛改良の方向性を研修/栗原市畜産講演会

トピックス

子牛の育て方や和牛改良の方向性を研修/栗原市畜産講演会

 栗原市やJA栗っこ、栗原農業共済組合で組織する栗原市農業振興協議会は1月24日、栗原市志波姫のエポカ21で栗原市畜産講演会を開きました。哺育期からの子牛の育て方やこれからの和牛改良の方向性について研修し、飼料給与の管理や消費者に好まれる和牛づくりなどについて学びました。

 講演会には管内の畜産農家ら270人が参加。北海道十勝農業改良普及センター十勝北部支所の出雲将之支所長が、理想的な子牛のつくり方について講演しました。

 出雲支所長は、(1)枝肉から見た望まれる子牛とは、(2)哺育中の子牛は栄養を充足させる、(3)スターターが消化力の高い胃袋を作る、(4)離乳後は良質な粗飼料で腹づくり、の4つをテーマを説明。特に肥育成績の半分は育成段階で決まることから発育ステージ毎の栄養源などについて話しました。

 社団法人全国和牛登録協会総務課企画研修室の山口由紀室長が「和牛維新でめざそう、宮城の牛づくり」と題して講演し、第1回岡山全共から現在に至るまでの時代別に見た和牛改良方法について話しました。

 山口室長は「平成29年開催の宮城全共に向けて優秀な雌牛の遺伝子を大切にし、栗原として特徴のある母牛集団を作っていく必要がある。また、消費者が求めるおいしい牛肉づくりを心がけなければならない」と呼びかけました。

 同会の会長で栗原市の佐藤勇市長は「今年は長崎全共が開催され、栗原を含めた宮城県も一体となって良い牛を出品できるよう取り組んでいきたい。そのため今日の講演会を畜産経営の向上や飼養管理の研さんの場として役立ててほしい」と話しました。

 講演会は、平成29年に開催する全国和牛能力共進会宮城県大会へ向けて、管内全体の生産性向上と畜産経営の改善に努めること目的に開催。終了後は栗原産牛肉賞味会を行い、管内産牛肉のステーキやしゃぶしゃぶが参加者に振舞われました。