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本格的な哺育がスタート/哺育ロボットが初稼動

稼動した哺育ロボットと畜産農家(25日、宮城県栗原市金成で) 栗原市金成地区の農事組合法人・上片(かみかた)モーちゃんクラブの哺育育成牛舎がこのほど完成し、本格的な哺育がスタートしました。牛舎には自動で子牛に授乳できる哺乳ロボット(自動哺乳機)を2台設置。共同哺育を行う事で子牛の安定供給を目指していきます。
 
 牛舎面積は約250平方メートルで最大50頭の子牛を育成する事が可能。生後3日目から市場に出荷するまで約10ヶ月間ほど管理します。管内の和牛育成組織としては初の哺乳ロボットを導入し、農家の作業の省力化が図れます。
 
 25日には、同クラブの構成員が集まり牛舎の哺乳ロボットを初稼動させました。1回に最大1.5リットルまでの授乳ができ、生後日数で授乳量を調整します。子牛にはセンサーも付けられ、子牛が何回も授乳できない仕組みになっています。
 
 同クラブの菅原啓悦代表理事は「新しい畜舎が完成し、今後は子牛市場で購買者に喜ばれる牛作りを進め、ブランド化や地域活性化につなげていきたい」と抱負を話します。
 
 同クラブは構成員全員が肉牛繁殖経営を営んでいます。自給飼料基盤や家畜管理施設等の整備により、働きやすい環境作りと所得の安定確保、地域農業の後継者を育成していくため、昨年4月に県内で初めてとなる和牛育成組織として法人化しました。今後は経営規模の拡大や増頭を図り、農業後継者の育成や後々は同地区内の子牛哺育育成の受け入れを行っていく予定です。