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復興のシンボルで恩返し/宮城県栗原市耕英地区でイチゴ出荷が最盛期

「全国の皆さんに食べてもらいたいです」と語る生産者(17日、宮城県栗原市栗駒耕英野菜集荷場で)  宮城県栗原市耕英地区で、昨年発生した岩手・宮城内陸地震からの復興シンボルとして栽培してきたイチゴの出荷が最盛期を迎えています。真っ赤に熟したイチゴを前に生産者は「地震で支援していただいた方々への恩返し。全国の皆さんにぜひ食べてほしい」と口を揃えます。
 
  同地区は地震の影響で山の崩落や道路寸断などの大きな被害を受け、昨年のイチゴの出荷はほとんどなし。畑も雑草により荒れていく一方で、今年の栽培も危ういかと思われました。
 
  しかし、生産者は一時帰宅の限られた時間の中で、荒れた畑を耕し、イチゴを植えるための苗床を整備。5月中旬に避難指示が限定解除になり、5月22日には県や市、JA栗っこでイチゴ苗を供給したことを受けて作業を本格化させました。
 
  「農業に対する想いが地震の前より一段と強くなった」と語るイチゴ生産者で耕英畑作部会長の斉藤謙一さん(56)。「長年続いてきた高原イチゴの産地として、これからもたくさんの人に耕英のイチゴを食べてもらいたい」と願いを込めます。