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復興のシンボルがお目見え/栗原市耕英地区で「サマーキャンディ」の出荷始まる

出荷を迎えたイチゴの出来具合を確認する大場さん(写真左)とJAの職員(5日、宮城県栗原市栗駒地区耕英で)  高原気候を活かしたイチゴ産地として知られる栗原市耕英地区で、夏イチゴ品種「サマーキャンディ」の出荷が始まりました。「サマーキャンディ」は県が育成したオリジナル品種で、四季成り性が良く、味も良い事が特徴です。出荷は今月下旬に最盛期を迎え、ケーキ等の業務用を中心に生食用としても出荷されます。
 
  6人の生産者の先陣を切って出荷を始めた大場浩徳さんは「これから天候や害虫の被害がなければ、おととしくらいの出荷が見込めそう。粒も大きくおいしいと思う」と意気込みを語ります。
 
  同地区は昨年、岩手・宮城内陸地震の影響で、イチゴが出荷出来ずに終わりました。今年も苗の準備が追いつかず、イチゴ生産は難しいと思われました。
 
  しかし、生産者は限られた一時帰宅の時間を利用して着々と苗床を準備。避難指示も解除になり、5月22日には宮城県や栗原市、JA栗っこが協力して「サマーキャンディ」の苗1万4,800株を生産者に供給した事を受けて、本格的に作業を行ってきました。
 
  生産者は「昨年、収穫できなかった分もとは言わなくとも、例年通りの出荷をしたい。復興のシンボルとして育ててきたイチゴで、支援していただいたみなさんに恩返しをしたい」と口を揃えていました。