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この一年で見つけた絆/栗原市耕英地区で震災1周年セレモニー

亡くなった方へ焼香する耕英地区の住民(栗原市耕英地区山脈ハウスで) 昨年甚大なる被害を栗原市にもたらした「岩手・宮城内陸地震」から6月14日で一年が経過し、栗原市耕英地区の観光施設山脈(やまなみ)ハウスで「6・14栗原ありがとうこの一年 震災一周年セレモニー」が行われ、被災した耕英地区の住民や、地震の際に被災者を支えたボランティア団体など約140人が参加しました。会場では地震の際に支援していただいた方々に、耕英地区で採れたイワナやイチゴ、山菜の天ぷらなどが振舞われ、この長かった一年間で感じた感謝や絆を振り返りながら懇談しました。

 

 開会の挨拶で、くりこま耕英震災復興の会会長の大場浩徳さんは「生業を守るために耕英に残りたかったが、山を下りざるを得なかった。全国のみなさんの励ましの言葉が生きる力になった。これからも観光客が来てもらえるように復興を目指す」と話し、JA栗っこ菅原章夫組合長は「山に戻りたいという気持ちをこれからも支援していきたい。もとの耕英以上になってほしい」と励ましました。

 

 続いて山脈ハウスに設けられた祭壇で亡くなられた方々に全員で焼香した。祭壇には地震の発生時刻8時43分を指した時計や神戸から贈られた「1・17希望の灯り」のランプが飾られ、犠牲者の冥福を祈るとともにこの一年間の一人一人の様々な想いを振り返りました。

 

 耕英地区民代表として金澤大樹さんは「私たちを支えてくれた多くの人たちに感謝している」と話し、JAについても「草刈りやイチゴ苗の提供など何かあればすぐに相談にのってくれた。力強かった」と感謝を述べました。最後に金澤さんの合図と同時に、耕英地区の住民全員で支えてくれた全国の皆さんに「ありがとうございました」と声を揃えました。

 

 JAでは地震の後、職員や青年部員で作る「耕英畑地救援隊」を結成し、11月に荒れ果てた耕英地区で草刈りを行いました。また、5月22日には宮城県・栗原市・栗っこが協力し夏イチゴ「サマーキャンディ」の苗1万4800株を生産者に提供しました。

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